本能的でないものはスケールしない

  うちの親は彼女作って結婚しなさいみたいなことを無限に吐きかけてくる。ぶっちゃけ面倒なのでそんなことはしないまま人生を過ごしていきたい。なんでこんなにうちの親はうるせーのかと考えた結果、それだけ生存本能がなかったら俺が生まれていないことに気づいた。

  ここからわかることは、本能的でないものはスケールしないということだ。たとえば、理屈で考えれば、自分が幸せならいいのだから、美少女とVRで戯れたり、薬で幻覚をみてハッピーになったりするのはかなり有効な手段であるはずだけど、本能的に忌避する人は多い。それは結局その行為が子孫繁栄に繋がらないからだ。自分が幸せならそれでいいという人は子孫を残せず絶滅してしまう。だからそういう思想は流行らない。実際アメリカのヒッピーはもういない。元ヒッピーでジョンレノンを信仰してるおじさんはよくいるけど、結局そういうおじさんはヒッピーをやめて普通に生活している。
  逆にいうと、誰でも子孫が残せるならこういった思想は流行るかもしれない。国が国民から遺伝子をサンプルして適当に適当に混ぜて受精卵を作って人工子宮で育てるくらいまですれば、子孫繁栄につながるかどうか、という価値判断は意味をなさなくなる。ただ、共産主義社会がうまくいかなかったように国が子供を一元管理するのは難しいような気がする。